化粧品の本当を解説 とびまろ’s blog

化粧品について色々解説していきます!現実とどんな違いがあるかぜひみてみてください

しわしみ予防で最重要はスキンケアじゃない!?光老化ってヤバい!!

皆さんこんにちは!

とびまろです。

 


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今回はアンチエイジングの最終目標でもある、しわ・しみ予防として最も重要なのは何か?についてお話ししていこうと思います。

 

今回の内容はこちらです。

 

 

 

 

 しわしみ予防で大事なことの結論

まずは結論からお話ししていこうと思います。アンチエイジングで最も重要視するべきは光老化を予防することです。大きく老化する要因として年齢を重ねて自然としわやしみが増えてくる「加齢老化」「自然老化」などと言われるものがあります。それはなかなか抗えない自然の摂理です。ただ、そこに対抗するべき手段としては多くの方は「食事」「睡眠」「運動」「スキンケア」などをバランスよく調整し、アンチエイジングを狙っているわけです。

ただ、忘れてはいけないのはもう一つの老化「光老化」です。光老化とは主に紫外線による老化です。近年ではブルーライトなども含め言うことも多くなってきていますが、圧倒的に注意しなければならないのが紫外線と言うわけです。

その理由は

顔のしわしみの

約8割が光老化が原因と言われているからです。

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光老化の割合イメージ図

 

この割合からでもわかるように自然と老化していくことに対して多くの手を打つよりも光老化を予防することの方が圧倒的に効率が良いことがわかりますね!

では違う観点からスキンケアで補うよりも光老化を防ぐ方が効率が良いと言うことも見ていきましょう!

 

 実は肌はすごい!だから予防が大事 

実は肌は人が保有する最大の臓器です。それだけ大きな臓器をケアすることはとても重要ですよね?ではそれはどのような目的の臓器なのでしょうか?

大きくは以下の2点です。

 

バリア機能:外界から体内を護る働き

⇨あらゆるものの(異物や菌など)の体内への侵入を防ぐこと

⇨紫外線、乾燥などから護ること

など

 

恒常性の維持:体温調節や皮脂の分泌 など

⇨汗による体温調節、皮脂による乾燥の抑制

など

 

肌にはこれらのような働きがあります。

つまり、肌には外界から何かがそう簡単には侵入できないようになっているというわけです。それが人が生命機能を維持するために必要であったということです。

 

そのため、スキンケア化粧品にで「保湿」を狙うことは簡単ですが、浸透させてしわ・しみの改善は多くとてもハードルが高いというわけですね!

※もちろん現在はしわを改善する医薬部外品も販売されておりますので、試してみるのも良いかもしれませんね。また、後日各種しわ改善医薬部外品についても紹介していこうと思います。

 

そういったハードルの高いところに着目するよりも、まずは光老化から肌を護ることを重要視した方が良いということです。

 

 光の種類について

光と一言で言っても実は多くの種類に分類されています。ただ、ここでは最も重要と考える紫外線について話を進めていきましょう!

光は波長で区別され、波長の長さによって①エネルギー②届く距離が変わってきます。

こちらに示すように

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波長による違い

波長が短いほど、エネルギーが強くなり、波長が長いほど、より遠くまで届きます。
では、どんな光がより波長が長く、どんな光が波長が短いのでしょうか?

身近な例で考えてみましょう。こちらです。

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夕日

 

夕日の色は我々には赤から橙色に見えると思います。この理由は光の波長で赤やオレンジがより遠くまで届くからです。つまり、目に見える光の中で、赤の方が波長が長いということです。

では次に虹色を想像してみましょう!

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虹色

このように赤から徐々に色が変化していき、青や紫へと変化していきます。実はこれは波長の順で並んでいます。

そして紫外線はその名の通り、紫色の外側と考えます。

言葉の成り立ちが正しいかはわかりませんが、赤から紫の目に見える光を内側と考え紫色よりも波長の短い外側の波長を紫外線。赤色の外側の長い波長の光を赤外線と言います。

どちらも目に見えない光ですが、紫外線は紫よりも波長が短いので非常に短い波長だとわかるかと思います。つまり非常にエネルギーが強いんです。また目に見える光の中でも青は波長が短いことがわかりますね!さらに日常的に使用しているパソコンやスマートフォンなどからも出ているので近年着目されています。

では次に紫外線について注目していきましょう!

 

紫外線について

紫外線と一言で言っても波長の長さによってさらに分類されています。一般的に大きくは

  1. UVA(最も波長が長い)
  2. UVB(日焼けの原因)
  3. UVC(地表には届かない)

と分けられます。一言で紫外線と言っても違いがあるんですね!今回は肌への影響に着目しているので、UVAとUVBについてみていきましょう!

上記でもお話しした通り、波長が長い方がより遠くまで届く性質があります。

そのため下の図で示す通り、UVAは真皮まで届きます。

 

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紫外線どこまで届く?



また、紫外線自体はエネルギーが強いのでUVAはお肌の土台である真皮を攻撃し、コラーゲンやエラスチンなどを壊してしまうため、しわ・しみの原因となりやすいということです。

一方でUVBは真皮まで届く割合は多くないですが、エネルギーがより強く、表皮へ大ダメージを与えてしまします。その結果として、炎症を起こし赤くなったのちに肌を護ため、メラニンを作り、肌が黒くなるというわけです。

 

紫外線量について

さらに紫外線の照射量は時期によっても異なります。その変化量はこの通りです。

注目ポイントは3つです!

【注目ポイント】

  1. UVAの方が圧倒的に照射量が多い
  2. UVBは季節変化が激しい!
  3. 季節が変化しても劇的な照射量の変化はない!

 

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紫外線量
  • 出典(独)国立環境研究所 有害紫外線モニタリングネットワーク事務局つくば局観測データ 2002年~2010年の平均値
     

では1つずつみていきましょう!

①UVAの方が圧倒的に照射量が多い

グラフ上同じようなところに線が並んでいると間違えやすいかもしれませんが赤線のUVAは左側の数字、青線のUVBは右側の数字です。

つまり、 UVAが肌に届いている量はUVBと比較すると桁違いということです。

 

②UVBは季節変化が激しい!

どちらも季節により変化しているように見えますがUVBは冬ごろにはUVAのグラフより下に線がありますが、7月、8月には線が上にいきますね!UVBは季節変化が激しい!ということです。夏に日焼けしやすいのも納得ですね!

 

③季節が変化しても劇的な照射量の変化はない!

グラフをみてわかる通り、UVAも季節による変化はあります。ただ、季節による変化をみてみましょう。

UVAもUVBも照射量が最も低いのは1月、最も高いのは8月ですね。

では比較してみましょう。

 

 

12月

8月

UVA

約380?

約1000?

UVB

約5?

約25?

 

こんな感じでしょうか?正確な数字がわからないため、目算させてください。。

では比較してみるとUVAは約2.5倍程度の変化ですが、UVBの場合は約5倍も変化しています。どちらも大きく変化していますが、これは日焼けをしにくい冬でもUVAはかなり多く肌に届いている!ということになります。注意したいですね!

そのため、光老化を防ぐためには日焼け止めが必須となるというわけです!

 

 最後に

では、ここまでで紫外線を防ぐことの重要さもわかっていただけたかな?と思います。次回はどうやって日焼け止めを選べば良いか?について話を進めていこうかと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

 

また、私はいつか、本当に肌のことを考えた化粧品を作りたいと思っています。

技術を知らない会社ではできない。大手ではできない。OEM会社には作れない。

そんな化粧品を作ります。

応援宜しくお願い致します。